お祭り・イベント

有楽こども曳山祭り

昭和41年(1966)に首都圏に通う佐賀県唐津市出身の学生さんのための寮「久敬社」が、この千代ヶ丘2丁目に移設され、郷土を偲ぶ寮生による「唐津くんち」に倣う「千代ヶ丘祭り」が始まりました。
有楽自治会は昭和43年(1968)に久敬社の塾監島田英治氏のお声がかりによって結成され、昭和53年(1978)に自治会館が完成する迄、久敬社の一室をお借りして自治会運営がされていたそうです。
昭和52年(1977)に、地域の「有楽こども祭り」と久敬社の「千代ヶ丘祭り」とを合流させていただくこととなり、「有楽こども曳山祭り」が始まりました。
2時間弱に及ぶ子ども達を中心とした「曳山町内巡行」。(ユニフォーム姿の千代ヶ丘チャレンジャーズの子ども達とお父さん達も大勢で曳いてくれます)「赤獅子」の山車の上には出で立ちも勇ましい学生さん達が乗り込み、練習を積んだ笛や太鼓で、運行をリードします。綱を引く子ども達や見物の方々の“えん、やあ!!”のかけ声が町内に響きわたります。
久敬社に帰着後はグラウンドで各種イベントが始まり、ボーイスカウト、子ども会、自治会の用意した焼きソバや飲み物、お菓子のお楽しみ袋もふるまわれます。
平成30年(2018)に53回目を数えたこの「有楽こども曳山祭り」が、更に楽しい祭りとなり、地域の人々の心を結びつけるものとなるよう願っています。

八町会連合盆踊り大会

毎年7月の最終土曜日、千代ヶ丘小学校の校庭で八町会連合盆踊り大会が開催されます。
その昔、細山青年団が始めた盆踊りが様々な歴史を経て今のような形になりました。始めの頃は空き地で行っていましたが、千代ヶ丘小学校の校庭をお借りするようになった時から八つの町会(※)が交替で当番となり、運営・準備に当たっています。
夕方の開会から2時間ほどは幼稚園・小学生・中学生による踊りや楽器演奏のパフォーマンスが行われます。これは平成13年(2001)から始まり、祭りに花を添えています。
夕闇迫る頃から和太鼓の音が心地よく響き、いよいよ盆踊りタイムとなります。櫓の上で太鼓を打っている方は、50年以上も前に講習を受けて以来、ずっとご活躍くださっています。浴衣姿の踊り手を中心に、老若男女入り混じって踊りの輪が広がります。周りのテントでは飲み物や食べ物の販売が始まり、焼きそばやフランクフルトの美味しそうな匂いにつられて長い行列も。地元の小・中学校を巣立った子ども達がそこここで集まり、歓声をあげている…ミニ同窓会のような光景も見られるお祭りです。
※「細山町会」「千代ヶ丘自治会」「千代ヶ丘町会」「千代ヶ丘中ノ間自治会」「金程富士見会」「金程町会」「向原町会」「有楽自治会」